こんにちは!More Delicious Coffee Blogのベ〜やんです。
今回は私が最近読んだ「正解は、コーヒーに訊け。」という書籍についてご紹介しようと思います。
1.この本の著者について
この本は、WAKO COFFEEの荻原駿という方が書いています。
コーヒー関係者やコーヒー好きの方はご存じの方も多いのではないでしょうか。
私がこの方を知ったきっかけは彼がされているYouTubeチャンネル「WACO COFFEE」です。
↓↓「WACO COFFEE」のYouTubeURL↓↓
https://www.youtube.com/@wakocoffee
このチャンネルではコーヒー関連についてがメインですが、その中でもコーヒーの雑学についての内容が多く、私自身もコーヒーに興味を持ちこのチャンネルから多くの知識を得ています。
Qグレーダーというコーヒーの国際資格を持ち、JCTC(ジャパン カップテイスターズ チャンピオンシップ)という味覚を競う大会でも好成績を収めた彼が本を出版したと聞き、ぜひ読んでみたいと思いこの本を手に取りました。
2.この本は他のコーヒー本とは違う
ある程度大きい本屋さんに足を運ぶとコーヒーの本がずらーっと並んでいますが、そのほとんどの内容がコーヒーの教科書や美味しい淹れ方についてです。
ではこの本は今までのコーヒー本と何が違うのか、この本はエッセイになっています。
荻原氏のコーヒーにまつわる経験が16個のテーマによって綴られています。
3.この本を読んでみての感想
まず最初にこの本を読み始めて文章のクセがすごいと感じました。
正直読みにくいなと感じたのが最初の率直な意見です。
ただ、割と長めの前書きを読み終える頃には文章のクセにも慣れ、そこからはスラスラ読むことができました。
これも含めて荻原氏の個性だなと思いました。
この本には、バリスタやロースター以外にどういったコーヒー関連の仕事があるのかだったり、アイスコーヒーやコーヒーゼリーの作り方などの知識的なところも書かれています。
ただ、私自身が一番おもしろい、読んで良かったと思えたのは普通のコーヒーを美味しくするシチュエーションだったり、コーヒーによってその場を楽しく、心地よい空間にする経験が上手く言語化されて書かれている点です。
この本を読み終えていち早くコーヒーが飲みたくなりましたし、なんなら読みながらもコーヒーを飲んでしまいました。
また、ちょっとした所ですが文章の中に出てくるコーヒー用語だったり分かりにくい言葉を下記に注釈されているのでコーヒー初心者でも理解しやすいのは親切だなと感じました。
4.こういう人にオススメ
この本はコーヒーの知識を増やしたい人にはもちろんですが、コーヒーが好きな人全般にオススメできます。
この本を読んでさらにコーヒーが好きになると思いますし、スペシャルコーヒーだけでなく幅広いコーヒーに手を出したくなると思います。
5.最後に
「正解は、コーヒーに訊け。」は、荻原氏の経験を通じて「コーヒーってやっぱり良いよね〜」って思わせてくれる本だと私は思います。
少しでも興味が湧きましたらぜひ手にとって読んでみてください。
コーヒーの良さを再確認できると思います。
以上、ここまでお読み頂きありがとうございました。