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コーヒーの知識

ドリップに欠かせない器具②『ドリッパー』

こんにちは!More Delicious Coffee Blogのベ〜やんです。

先日上げたコーヒーミルに続き、ドリップに欠かせない器具2つ目は「ドリッパー」について深堀りしていこうと思います。

どのドリッパーを買おうか悩まれている方や今持っている以外のドリッパーの購入をご検討されている方は、ぜひこの記事を読んで頂き参考にして頂けたらと思います。

1.ドリッパーって何?

ドリッパーとは、コーヒーの粉を入れたフィルターをセットし、そこにお湯を注いでコーヒーを抽出する器具です。

形状や素材など様々であり、それが抽出されたコーヒーの味わいに影響を与えます。

2.ドリッパーの種類

ドリッパーという器具にも種類がたくさんあります。

実際に購入を悩まれている方もこの種類の多さが決められない原因の一つではないでしょうか。

そこでここでは、形状リブ(溝)素材の3つの視点でそれぞれの特徴を紹介していこうと思います。

形状

円錐型

円錐型はドリッパーの底に大きな穴が一つ開いており、お湯の抜けるスピードが早い点が特徴です。

お湯抜けが早いメリットとしては、抽出のコントロールが容易な点です。

逆にデメリットは、一気にお湯を注いでしまうとすぐに抜けてしまい薄いコーヒーができてしまいます。

そのため、お湯をかける回数を何回かに分ける必要があります。

代表的な製品として、ハリオのV60CAFECのフラワードリッパーORIGAMIのオリガミドリッパーなどがあります。

台形型

台形型はドリッパーの底に小さい穴がいくつか開いており、円錐型と比べてお湯の抜けるスピードがゆっくりな点が特徴です。

そのため、ドリッパーにお湯が溜まりやすいので抽出がブレにくい点はメリットですね。

比較的安定した美味しいコーヒーが抽出できるので初心者にオススメできると思います。

抽出がブレない反面、味わいの調整幅が小さいのがデメリットではあります。

自分で細かい味調整がしたい方には不向きかもしれません。

代表的な製品は、メリタのアロマフィルターです。

実はペーパーフィルター式のドリッパーを世界で初めて開発したのがメリタとのこと。

日本では一番台形型のドリッパーが普及していますのでスーパーやコンビニで簡単にペーパーフィルターを手に入れられるのもありがたいポイントです。

ちなみに最近ハリオやCAFECからも台形型のドリッパーが出てきています。

円筒型

円筒型はドリッパーの底がフラットになっているのが特徴です。

底の穴に関してはメーカーによってまちまちで、小さい穴が複数開いていたり大きい穴が1つ開いていたりします。

安定した抽出が可能で、後半のお湯抜けのスピードが早いので雑味や苦みが出にくい点がメリットです。

代表的な製品は、カリタのウェーブです。

個人的には、こだわりがない方は台形型のドリッパーでいいのかなと思います。

ただ、これからコーヒーを趣味にしたい方やより美味しいコーヒーを飲みたい方はぜひ円錐型や円筒型のドリッパーを買ってみてください。

リブ(溝)

リブはメーカーによって様々です。

リブがある一番の理由は、ペーパーフィルターをドリッパーに密着させないためです。

密着させないことで空気の通り道を作ったり、蒸らしを向上させたりする効果があります。

また、味の影響としてお湯の流れ方をコントロールする目的もあります。

素材

ドリッパーには、樹脂、陶器、ガラス、金属など様々な素材で作られています。

円錐型のハリオV60という一つの製品でも上記のような様々な素材があります。

見た目ももちろん違いますが、それぞれの素材に特徴があります。

樹脂に関しては素材の中で一番安価で、壊れにくいのが特徴です。

陶器や金属は伝導率が高いので一度リンスで温めると冷めにくいため、抽出時コーヒーの温度を下げにくい傾向があります。

個人的にはまず樹脂製のドリッパーを購入して、そこからほしいと思うものを集めてみるのが良いと思います。

4.べーやんのオススメ『ドリッパー』

私自身がオススメするドリッパーは、ハリオのV60CAFECのフラワードリッパーです。

私はこの2つをほぼ毎日使用しています。

ちょっとした味の調整ができたり壊れにくかったりデメリットが少ないからです。

5.最後に

ここまで読んで頂き、ドリッパーに関して少しでも理解が深まって頂けたなら幸いです。

いろいろ書きましたが、一番は見た目で決めるのもありかなと実は思ったりしています。

ドリッパーはコーヒー沼にハマりやすい器具の一つです。

高価なものもありますが、基本的に手が出しやすい器具だと思いますのでぜひ好みのドリッパーを集めてみてください。

一緒にコーヒー沼に浸かりましょう!

以上、ここまでお読み頂きありがとうございました。